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うちの子はどれ?歯並びの種類と気をつけたいチェックポイントについて

こんにちは!ウィズ歯科クリニック歯科医師の根本です。
「うちの子の歯並び、これって大丈夫?」「周りの子と比べて少し違う気がする…」。お子さまの歯並びについて、このような不安を感じたことはありませんか。歯並びや噛み合わせは見た目の問題だけでなく、むし歯や歯茎のトラブル、発音、食事のしやすさなど、成長期の口腔機能に大きく関わります。
ただし、歯並びにはさまざまな種類があり、すぐに治療が必要なケースもあれば、経過観察で問題ない場合もあります。大切なのは、歯並びの「種類」と「チェックポイント」を正しく知ることです。本コラムでは、代表的な不正咬合の種類と、ご家庭で気をつけたいポイント、小児矯正の要否を判断する考え方について、わかりやすく解説します。
歯並び(不正咬合)にはどんな種類がある?

歯並びや噛み合わせが理想的な状態から外れているものを「不正咬合」と呼びます。ここでは、お子さまに比較的多く見られる代表的な歯並びの種類を6つ紹介します。
◎出っ歯(上顎前突)
出っ歯(上顎前突)は、上の前歯や上顎全体が前に出ている状態です。口を閉じにくく、前歯が乾燥しやすいため、むし歯や歯茎の炎症が起こりやすい傾向があります。また、転倒時に前歯をぶつけやすい点も注意が必要です。指しゃぶりや口呼吸などの習慣が影響することもあります。
◎受け口(反対咬合)
受け口(反対咬合)は、下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせです。見た目の問題だけでなく、噛む力のバランスが崩れやすく、顎の成長に影響を及ぼす場合があります。成長期に顎のバランスが大きく変わることがあるため、早めのチェックが重要とされる歯並びの一つです。
◎叢生
叢生は、歯が重なり合って生えている状態です。歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、歯磨きが難しくなるため、むし歯や歯茎のトラブルにつながりやすい特徴があります。顎の大きさに対して歯が並ぶスペースが不足していることが原因となることが多く見られます。
◎すきっ歯(空隙歯列)
すきっ歯(空隙歯列)は、歯と歯の間にすき間がある歯並びです。永久歯への生え変わりの途中では自然に見られることもありますが、すき間が大きい状態が続くと、発音や食べ物の噛み切りに影響が出る場合があります。舌の癖や歯の本数、サイズが関係することもあります。
◎開咬(かいこう)
開咬は、奥歯で噛んだときに前歯が閉じず、上下の歯の間にすき間ができる噛み合わせです。前歯で食べ物を噛み切りにくく、発音にも影響が出やすいのが特徴です。指しゃぶりや舌を前に出す癖など、日常的な習慣が関係することも少なくありません。
◎過蓋咬合(かがいこうごう)
過蓋咬合は、噛んだときに上の前歯が下の前歯を深く覆ってしまう噛み合わせです。一見、歯並びが整っているように見えることもありますが、下の前歯や歯茎に強い力がかかり、歯茎を傷つけてしまうケースもあります。顎の成長バランスが影響することがあります。
◎交叉咬合(こうさこうごう)
交叉咬合とは、上下の歯を噛み合わせたときに、本来は上の歯が外側、下の歯が内側になるはずの関係が逆転し、一部の歯が交差するように噛み合っている状態を指します。前歯だけに見られる場合もあれば、奥歯の片側だけに生じるケースもあり、見た目では気づきにくいことも少なくありません。
子供の歯並びのチェックポイントは?

「うちの子はどの歯並びに当てはまるのだろう?」と感じたとき、まず大切なのは、専門的な分類に当てはめようとすることよりも、日常生活の中で見られる“サイン”に気づくことです。歯並びや噛み合わせの問題は、見た目だけでなく、食事の様子やお口の使い方、成長の過程にさりげなく表れていることも少なくありません。ここでは、歯並びの種類ごとに判断するのではなく、保護者の方がご家庭で確認しやすい共通のチェックポイントを中心に解説します。
◎前歯の噛み合わせと口元の様子
まず確認したいのが、前歯の噛み合わせと口元の状態です。上の前歯が大きく前に出ていないか、反対に下の歯が前に出ていないかを、正面から見てみましょう。また、安静時に口を閉じたとき、唇に力を入れなくても自然に閉じられるかも重要なポイントです。常に口が開いている状態が続く場合、歯並びの問題だけでなく、口呼吸の習慣やお口周りの筋肉の使い方が関係していることも考えられます。
◎歯の並び方と磨きにくさ
次に注目したいのが、歯の並び方と歯磨きのしやすさです。歯が重なって生えている部分や、歯と歯の間に不自然なすき間がないかを確認してみてください。歯磨きの際に「ここだけいつも磨きにくい」「仕上げ磨きでも汚れが残りやすい」と感じる場所がある場合、叢生やすきっ歯(空隙歯列)が背景にあることがあります。こうした状態が続くと、磨き残しが増え、むし歯や歯茎のトラブルにつながりやすくなります。
◎食事や発音での気づき
日々の食事や会話の中にも、歯並びのヒントは隠れています。前歯で食べ物を噛み切りにくそうにしていないか、食事に時間がかかりすぎていないかを観察してみましょう。また、「サ行」や「タ行」などの発音が聞き取りにくいと感じる場合、噛み合わせや歯の位置が影響していることもあります。特に開咬などの噛み合わせでは、こうした違和感が日常の動作として現れることがあります。
◎顎の動きや成長の左右差
最後に確認したいのが、顎の動きや成長のバランスです。お口を開け閉めしたときに、顎が左右どちらかにずれる様子がないか、顔を正面から見たときに顎の大きさや位置に左右差がないかをチェックしてみましょう。成長期のお子さまは顎の発育途中にあるため、噛み合わせのズレが顎の成長に影響を及ぼすこともあります。小さな違和感でも、早めに気づくことが将来の安心につながります。
小児矯正の要否を判断する方法は?

歯並びに気になる点があっても、「すぐに小児矯正が必要なのか」「もう少し様子を見てよいのか」は、ご家庭だけで判断するのが難しいことも少なくありません。
◎見た目だけで判断しないことが大切
歯並びが少し乱れて見えても、成長とともに自然に改善するケースもあります。一方で、見た目には大きな問題がなさそうでも、噛み合わせや顎の成長に影響を及ぼしていることもあります。そのため、見た目だけで判断するのはおすすめできません。
◎矯正歯科での診査・診断の重要性
小児矯正の要否を正しく判断するためには、矯正歯科での診査・診断が欠かせません。レントゲンやお口の中の検査を通して、歯の生え変わりの状況や顎の成長バランスを総合的に確認します。その上で、今すぐ治療が必要なのか、適切な開始時期を待つべきなのかを判断します。
◎「今は治療しない」という選択も診断の一つ
診査の結果、「現時点では治療を行わず経過観察が適切」と判断されることもあります。これは決して放置するという意味ではなく、成長を見守りながら最適なタイミングを逃さないための大切な判断です。定期的なチェックを受けることで、必要な時期に小児矯正を検討できます。
まとめ
お子さまの歯並びには、出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)、叢生、すきっ歯(空隙歯列)、開咬、過蓋咬合など、さまざまな種類があります。大切なのは「どの種類か」を知ること以上に、日常生活の中でのチェックポイントに気づき、適切なタイミングで専門的な診査を受けることです。小児矯正が必要かどうかは、お子さま一人ひとりの成長や噛み合わせの状態によって異なります。気になる点がある場合は、早めに矯正歯科へ相談し、将来を見据えた選択をしていきましょう。
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